top of page

石のささやきが聞こえるまち

 七宗町には石にまつわる場所がいくつもあります。町の南東部を流れる飛騨川では、チャート層や飛水峡の甌穴群(ポットホール)など独特な景観を作っています。

 西暦1970年(昭和45年)に飛騨川河床の上麻生礫岩から20億年前の片麻岩が見つかり、 これは当時「日本で発見された最古の石」として日本列島の生い立ちを探る貴重な手がかりとなりました。2019年3月、島根県津和野市で25億年前の「花こう片麻石」が発見され、日本最古の石発見地ではなくなりましたが、津和野市より発見された岩石の一部が寄贈され、「日本最古の石博物館」では2つの岩石の他、「世界最古の石」や様々な石にまつわる資料が展示されています。

 また、各地に点在する石仏はひっそりと人々の暮らしを見守っています。

 このように石と深くつながりながら、七宗町は石の町として町のPRをすすめてきました。

​石を通じて地球や太古の昔に思いをはせる場所

飛水峡の甌穴群(ポットホール) ロックガーデン

 長い歳月をかけて、激流が岩石を壷状に削りとった飛水峡の甌穴群(ポットホール)。天然記念物にも指定されています。ロックガーデン付近ではその荘厳な景観を楽しむことができます。

20憶年前の石の発見地

​ 「日本最古の石の発見地」ではなくなりましたが、日本列島の生い立ちを探る貴重な手がかりとなったことには変わりありません。20億年前の片麻岩は大陸からやってきたといわれています。静かな川辺で太古の昔に思いをはせてはいかがでしょうか。

日本最古の石博物館

 七宗町で発見された20億年前の片麻岩、津和野町で発見された25億年前の片麻岩をはじめ、「地球最古の石」や「ストロマトライト」など地球の誕生から現在に至るまでの46億年の歴史がわかる資料が展示されています。地球の環境の変遷や人と自然とのかかわりを学ぶ生涯学習の場として広くご利用下さい。

ゆるキャラはレッキー君とレッキーちゃん(二人は夫婦💕)

「上麻生礫岩」をモチーフにした『レッキー君』と『レッキーちゃん』レッキ―君は約20億6千400万年前に誕生し、この七宗町でレッキ―ちゃんと出会い、交際をスタートさせました。そして、長い年月を経てこの度2人はめでたく結婚いたしました。七宗町では「縁結び」「子育て」の支援を推進していきます。

レッキー君と見る地球の歴史

bottom of page